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EX30が気になっているけれど、『1回の充電で実際どこまで走れるの?』という不安が残っている方も多いはずです。
結論から言うと、カタログ値はPlus P5で390km、Ultra P5 Long Rangeで560kmです。ただ計画を立てる時は、ふだんはその7割、冬の高速は6割くらいで見ておくと安心なんです。
この記事を読めば、自分の生活にどのグレードの航続距離が足りるかを数字で決められます。
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EX30の航続距離はグレードでいくら違う?
まずはカタログ値(WLTCモード・一充電走行距離)を並べてみます。数値は2026年5月のグレード名刷新後の現行モデルで、ボルボ公式の諸元をメディアが転載した値です。
いちばん長いのはUltra P5 Long Rangeの560kmです。いちばん短いのはPlus P5の390kmで、差は170kmあります。
| グレード(現行・2026年) | 駆動 | バッテリー | 航続距離(WLTC) | 税込価格 |
|---|---|---|---|---|
| Plus P5 Electric | RWD | 51kWh(LFP) | 390km | 479万円 |
| Ultra P5 Long Range Electric | RWD | 69kWh(NMC) | 560km | 579万円 |
| Ultra P8 AWD Electric | AWD | 69kWh(NMC) | 535km | 629万円 |
| Cross Country Ultra P5 Long Range Electric(特別仕様車) | RWD | 69kWh | 530km | 599万円 |
| Cross Country Ultra P8 AWD Electric | AWD | 69kWh | 500km | 649万円 |
同じ69kWhのバッテリーでも、AWDやクロスカントリーは少し短くなっています。モーターが2つになったり、車高が上がったりする分、走りに使う電気が増えるからなんです。
グレードごとの装備や価格の差はEX30のグレードの違いで詳しく比べています。

「実際は何キロまで乗れる?」の答え方
『カタログ値どおりには走らないって聞くけど、本当はどれくらい?』と思いますよね。
実は、実際の走行距離は気温、速度、エアコン、荷物の量でかなり変わります。だから「何km走る」と1つの数字で言い切るのは難しいんです。
そこでこの記事では、計画用の目安としてカタログ値に掛け算をする方法をすすめます。ふだんの街乗りや郊外は7割、冬の高速道路は6割で見ておく考え方です。
これは「いつもこうなる」という実測値ではありません。足りなくなって困らないように、余裕を持たせた計画の数字です。
| グレード | カタログ値 | ふだん(7割) | 冬の高速(6割) |
|---|---|---|---|
| Plus P5 | 390km | 約273km | 約234km |
| Ultra P5 Long Range | 560km | 約392km | 約336km |
| Ultra P8 AWD | 535km | 約375km | 約321km |
| クロスカントリー P5 | 530km | 約371km | 約318km |
| クロスカントリー P8 | 500km | 約350km | 約300km |
カタログ値に0.7と0.6を掛けただけの計画用の数字です。実際の距離は乗り方と季節で上下するので、車のメーターに出る残り距離もあわせて見てください。
発売時のモデルや中古車の航続距離
2023年11月の日本発売時のモデル(Ultra Single Motor Extended Range)も、69kWh・560kmでした。今のUltra P5 Long Rangeと同じ容量と距離です。
中古車を見る時は、グレード名が旧名称のこともあります。バッテリーが51kWhか69kWhかを先に確かめると、航続距離の目安がつかみやすいですよ。
冬と高速道路で航続距離が短くなる理由
電気自動車は、寒さと速さに弱いと言われます。ここはEX30も同じだと考えておきましょう。
冬は暖房とバッテリーの温度が効いてくる
ガソリン車はエンジンの熱を暖房に使えます。電気自動車にはエンジンがないので、暖房もバッテリーの電気でまかなうんです。
さらに、バッテリーは冷えると力を出しにくくなります。朝の冷え込みが強い日は、満充電でもメーターの残り距離が短めに出ることがあります。
暖房を効率よく使うヒートポンプについては、グレードで有無に差があると報じられています。購入前にディーラーで自分のグレードの装備を確認しておくと安心です。
高速道路は空気の抵抗が大きい
速度が上がると、空気の抵抗がぐっと増えます。一般道より高速道路のほうが、同じ距離でも電気を多く使うんです。
ガソリン車でも高速で燃費が落ちますよね。電気自動車はその差がメーターに出やすい、と覚えておくとイメージしやすいです。
夏のエアコンや雨の日はどう?
夏の冷房も電気を使いますが、冬の暖房ほど大きくは減らないと言われます。ただ、真夏の渋滞でエアコンを強く使い続けると、残り距離の減り方は早くなります。
雨の日は、ワイパーやライト、曇り止めの電気に加え、路面の抵抗も増えます。冬の雨の高速は、いちばん距離が短くなりやすい組み合わせだと考えておきましょう。
- 出発前に充電しながら車内を暖めておく
- 装備があればシートヒーターを先に使う
- 高速では速度を少し控えめにする
- 不要な荷物を降ろしておく
- タイヤの空気圧を定期的に確かめる
生活に足りるのはどのグレード?使い方別の目安
『自分の使い方なら390kmで足りるのかな?』というのが、いちばん気になるところですよね。
結論から言うと、毎日の通勤や買い物が中心で、自宅で充電できるならPlus P5の390kmで困る場面は少なめです。週に1回でも長距離を走る人や、冬の遠出が多い人は69kWhのグレードが安心です。
| 使い方 | 1日の走行の例 | 合いやすいグレード |
|---|---|---|
| 通勤と買い物(自宅充電あり) | 片道20km前後 | Plus P5 |
| 週末の日帰りドライブが多い | 往復200km前後 | Plus P5 か Ultra P5 Long Range |
| 帰省や旅行で高速をよく使う | 片道300km以上 | Ultra P5 Long Range |
| 雪の多い地域・雪山へ行く | 冬の高速を走る | Ultra P8 AWD か クロスカントリー |
| 自宅で充電できない | 外の充電器が中心 | 69kWhのグレード |
自宅で充電できない人はどう考える?
マンションなどで自宅に充電設備がない場合、充電のたびに外の充電器へ行くことになります。航続距離が長いほど、その回数を減らせるんです。
例えば週に200km走る人なら、Plus P5の「ふだん7割」の約273kmでは週1回の充電が目安です。69kWhのUltra P5 Long Rangeなら約392kmなので、10日に1回ほどのペースに延ばせる計算になります。
例えば、片道20kmの通勤なら1日40kmです。Plus P5の「冬の高速6割」でも約234kmあるので、数日に1回の充電で回せる計算になります。
一方で、片道300kmの帰省だと話が変わります。Plus P5では途中で急速充電を1回は挟む前提で計画しておきましょう。
毎日満充電にしないといけない?
『毎晩いっぱいまで入れておかないと不安』という方もいますよね。実は、毎日の通勤分が足りていれば、毎晩満充電にする必要はありません。
何%まで入れるのがよいかは、電池の種類(Plus P5はLFP、ほかはNMC)や取扱説明書の案内で変わります。バッテリーの話はEX30のバッテリー容量の違いで詳しく書いています。
AWDが本当に必要かどうかはUltra P8 AWDは必要かで、雪道と価格の両面から見ています。

長距離ドライブの計画はこう立てる
長距離を走る時は「満充電から0%まで使う」計画にしないことが大事です。到着時に残りが少なすぎると、充電器が埋まっていた時に慌ててしまいます。
- 目的地までの距離を地図アプリで調べる
- 自分のグレードの「冬の高速6割」の距離と比べる
- 足りなければ、途中の急速充電スポットを2か所ほど候補にしておく
- 出発前に自宅で満充電にしておく
- 残りが2割を切る前に充電する
EX30のセンターディスプレイにはGoogleマップが入っています。ルートを入れると充電スポットの候補も探しやすいので、出発前に一度ためしてみてください。
急速充電はCHAdeMO規格に対応しています。充電にかかる時間は充電器の出力や残量で変わるので、詳しくはEX30の充電方法と充電時間で確認してみてください。
充電スポットで待たないために
週末や連休の高速道路では、急速充電器に順番待ちができることがあります。候補を1か所だけにしておくと、待ち時間で予定が崩れやすいんです。
「次のSAが埋まっていたらどうする?」
「その先のPAにもあるから、そっちに回ろう」
こんなふうに、2か所目の候補まで決めておくと気持ちに余裕が出ます。
冬の朝にカタログ値の感覚で出発し、思ったより早く残量が減って焦るケースです。冬は最初から「6割」で計画しておきましょう。
「レンジモード」や走行可能距離の表示について
『EX30にレンジモードってあるの?』と気になって調べている方もいますよね。
電気自動車には、航続距離を延ばすためにエアコンや走りを控えめにする設定を持つ車があります。ただ、EX30でその名前の機能があるか、何が含まれるかはソフトウェアの版で変わることがあります。
EX30はOTAアップデートで中身が新しくなる車です。だから、手元の車の設定画面と取扱説明書で確かめるのが確実なんです。
メーターに出る「走行可能距離」は、直前の走り方をもとに計算された予測です。高速を走った直後は短めに、街乗りが続くと長めに出ることがあります。
残り距離の表示が急に減った時は
高速道路の上り坂や、冷え込んだ朝は、残り距離が思ったより早く減ることがあります。これは故障とは限らず、その時の消費をもとに予測し直しているからなんです。
慌てずに速度を少し落とし、暖房を控えめにして、近くの充電スポットを探しましょう。気になる表示が続く場合は、ディーラーで点検を受けてみてください。
操作のしかたはEX30の取扱説明書とよく使う操作にまとめています。
航続距離で選ぶと価格と電気代はどう変わる?
航続距離が長いグレードほど、車両価格も上がります。Plus P5とUltra P5 Long Rangeの差は100万円です。
『170km長く走れるために100万円は高い?』と迷う方も多いはずです。ここは、どれくらいの頻度で長距離を走るかで答えが変わります。
| 比べる点 | Plus P5 | Ultra P5 Long Range |
|---|---|---|
| 税込価格 | 479万円 | 579万円 |
| 国のCEV補助金(2026年4月以降登録) | 36万円(グレードにより異なる場合あり) | 36万円(グレードにより異なる場合あり) |
| 補助金を引いた目安 | 443万円 | 543万円 |
| 航続距離(WLTC) | 390km | 560km |
| 満充電の電気代(1kWh31円で計算) | 約1,580円 | 約2,140円 |
満充電の電気代は、家庭の電気を1kWhあたり31円と仮定した単純計算です。実際は契約プランや充電ロスで変わります。
1kmあたりの電気代や、ガソリン車との差はEX30の電費と電気代で計算しています。税や保険まで含めた年間の出費はEX30の維持費は年間いくら?を見てみてください。
補助金を引いたあと、さらにいくら安くできるかはEX30の値引き相場と交渉の順番で解説しています。

ボルボ EX30に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ボルボ EX30への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
ボルボ EX30の航続距離はカタログで何kmですか?
現行モデル(2026年)のWLTC値で、Plus P5が390km、Ultra P5 Long Rangeが560km、Ultra P8 AWDが535kmです。クロスカントリーはP5が530km、P8が500kmです。
実際は何キロまで乗れますか?
気温や速度で変わるので1つの数字では言えません。計画用には、ふだんはカタログ値の7割、冬の高速は6割で見ておくと安心です。
冬に航続距離が短くなるのはなぜですか?
暖房にもバッテリーの電気を使うことと、バッテリーが冷えると力を出しにくくなることが理由です。出発前に充電しながら車内を暖めておくと、走り出してからの消費を抑えやすくなります。
Plus P5の390kmで足りますか?
自宅で充電でき、通勤や買い物が中心なら困る場面は少なめです。高速での長距離や冬の遠出が多いなら、69kWhのグレードを検討してみてください。
AWDのほうが航続距離は短いですか?
はい。同じ69kWhでも、Ultra P5 Long Rangeの560kmに対しUltra P8 AWDは535kmです。モーターが2つある分、使う電気が少し増えます。
まとめ
- 現行EX30の航続距離はPlus P5が390km、Ultra P5 Long Rangeが560km、Ultra P8 AWDが535km
- 計画はふだん7割、冬の高速6割で見ておくと安心
- 自宅で充電できて街乗り中心ならPlus P5、長距離が多いなら69kWhのグレード
- 長距離は残り2割を切る前に充電する計画にする
- 価格差100万円は、長距離を走る頻度で判断する





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