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『EX30の燃費って、ガソリン車と比べてどれくらい得なの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、自宅で充電するなら1kmあたりの電気代は4〜6円台が目安です。ガソリン車の11円前後と比べると、年1万km走って5万円ほど差が出る計算になります。
この記事を読めば、自分の走り方でEX30の電気代がいくらになるかを、ガソリン車と並べて判断できます。
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EX30の「燃費」は電費と電気代で見る
EX30は電気自動車(BEV)専用のモデルです。ガソリンモデルやハイブリッドはなく、燃料は電気だけなんです。
だから「燃費(km/L)」ではなく、電気1kWhでどれだけ走れるかの「電費」で考えます。ただ、電費の数字だけ見ても家計の感覚はつかみにくいですよね。
この記事では、電費を「1kmあたり何円か」に置きかえて比べます。ガソリン車と同じ物差しで見られるので、損得が分かりやすくなります。
EX30の公式の電費(km/kWh)は、この記事では確かめきれていません。そこで、公式の航続距離とバッテリー容量から、1kmあたりの電気代を計算する方法をとります。
計算の前提は次のとおりです。
| 前提 | この記事で使う値 |
|---|---|
| 家庭の電気料金 | 1kWhあたり31円(仮定) |
| Plus P5のバッテリー容量 | 51kWh |
| Ultra系のバッテリー容量 | 69kWh |
| 航続距離 | 現行モデル(2026年)のWLTC値 |
| 年間走行距離 | 10,000km(仮定) |
電気料金は契約プランや地域で変わります。手元の電気料金の明細で1kWhあたりの単価を見て、置きかえてみてください。
満充電の電気代と1kmあたりの電気代
まずはカタログ値どおりに走れた場合の計算です。満充電の電気代を、WLTCの航続距離で割っています。
| グレード(現行) | 容量 | 満充電の電気代 | 航続距離(WLTC) | 1kmあたり |
|---|---|---|---|---|
| Plus P5 Electric | 51kWh | 約1,580円 | 390km | 約4.1円 |
| Ultra P5 Long Range Electric | 69kWh | 約2,140円 | 560km | 約3.8円 |
| Ultra P8 AWD Electric | 69kWh | 約2,140円 | 535km | 約4.0円 |
| Cross Country Ultra P5 Long Range | 69kWh | 約2,140円 | 530km | 約4.0円 |
| Cross Country Ultra P8 AWD | 69kWh | 約2,140円 | 500km | 約4.3円 |
実は、1kmあたりで見るとグレードの差はとても小さいんです。容量が大きいUltra P5 Long Rangeが、いちばん安い計算になります。
ただ、これはカタログ値どおりに走れた時の数字です。実際は充電のロスもあるので、もう少し高く見ておくのが現実的です。

満充電1回で何日もつ?
1日40km走る通勤なら、Plus P5の「ふだん7割」の約273kmで、6日ほどもつ計算です。満充電1回の電気代は約1,580円なので、1日あたり260円ほどになります。
69kWhのUltra P5 Long Rangeなら約392kmで、9日ほどもちます。1回の電気代は約2,140円ですが、1日あたりで見ると240円ほどと、ほぼ同じくらいなんです。
実際の走り方だと電気代はいくら?
『カタログどおりには走らないでしょ?』と思いますよね。そのとおりで、実際の距離は気温や速度で短くなります。
そこで、航続距離をふだんは7割、冬の高速は6割と見て計算し直してみます。航続距離の考え方はEX30の航続距離は実際何km?で詳しく書いています。
| グレード | カタログ値どおり | ふだん(7割) | 冬の高速(6割) |
|---|---|---|---|
| Plus P5 | 約4.1円/km | 約5.8円/km | 約6.8円/km |
| Ultra P5 Long Range | 約3.8円/km | 約5.5円/km | 約6.4円/km |
| Ultra P8 AWD | 約4.0円/km | 約5.7円/km | 約6.6円/km |
この記事では、ふだんの目安を「1kmあたり5〜6円」として話を進めます。冬の高速が多い人は7円近くまで見ておくと安心です。
電気料金31円は仮定の単価です。夜間が安いプランなら下がり、急速充電が多いと上がります。手元の単価で掛け算し直してみてください。
夜間が安いプランだとどうなる?
電気料金のプランによっては、夜の時間帯の単価が安くなります。仮に夜間の単価が1kWhあたり25円なら、ふだんの走り方でPlus P5が約4.7円/km、Ultra P5 Long Rangeが約4.4円/kmまで下がる計算です。
ただ、夜間が安いプランは昼間の単価が上がることもあります。家全体の電気の使い方で損得が変わるので、電力会社の料金シミュレーションで確かめてみてください。
ガソリン車・ハイブリッドと比べると年間いくら違う?
ここがいちばん知りたいところですよね。ガソリン代も同じく仮定を置いて計算してみます。
ガソリン価格は1Lあたり170円と仮定します。比べる車は、燃費15km/Lのガソリン車と、25km/Lのハイブリッド車です。
| 車 | 1kmあたり | 年1万kmの燃料代・電気代 |
|---|---|---|
| EX30(自宅充電・ふだん) | 約5.5〜5.8円 | 約5.5万〜5.8万円 |
| EX30(冬の高速が多い) | 約6.4〜6.8円 | 約6.4万〜6.8万円 |
| ガソリン車(15km/L) | 約11.3円 | 約11.3万円 |
| ハイブリッド車(25km/L) | 約6.8円 | 約6.8万円 |
ガソリン車と比べると、年1万kmで約5万円の差です。一方で、燃費の良いハイブリッド車とは差がかなり小さくなります。
例えばこんな会話になりがちです。
「電気自動車にしたら、ガソリン代がほとんどかからなくなるんでしょ?」
「ガソリン車からなら年5万円くらい浮く計算。ハイブリッドからだと差は小さいかな」
走る距離が多いほど差は広がる
年間の走行距離が長い人ほど、ガソリン車との差は大きくなります。同じ前提で、走行距離ごとに並べてみました。
| 年間の走行距離 | EX30(自宅充電・ふだん) | ガソリン車(15km/L) | 差の目安 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約2.8万〜2.9万円 | 約5.7万円 | 約3万円 |
| 10,000km | 約5.5万〜5.8万円 | 約11.3万円 | 約5.5万円 |
| 15,000km | 約8.3万〜8.7万円 | 約17万円 | 約8.5万円 |
週末しか乗らない方は、差が年3万円ほどにとどまります。毎日の通勤で長く走る方ほど、電気自動車の電気代の安さが効いてくるんです。
ガソリン車やハイブリッドと総額で比べたい方は、EX30とガソリン車・ハイブリッドの比較も見てみてください。

1回の遠出でかかる電気代の例
年間の数字だけだとピンと来にくいので、1回のドライブでも計算してみます。往復200kmの日帰りドライブを、ふだんの走り方で走った場合です。
| 車 | 往復200kmの燃料代・電気代 |
|---|---|
| EX30 Plus P5(自宅充電・約5.8円/km) | 約1,160円 |
| EX30 Ultra P5 Long Range(自宅充電・約5.5円/km) | 約1,100円 |
| ガソリン車(15km/L・170円/L) | 約2,270円 |
| ハイブリッド車(25km/L・170円/L) | 約1,360円 |
1回あたりで見ると、ガソリン車との差は1,000円ちょっとです。これが積み重なって、年5万円ほどの差になるんですね。
急速充電が多いと電気代は上がる
ここまでの計算は、自宅で充電する前提でした。自宅で充電できず、外の急速充電が中心になると話が変わります。
急速充電の料金は、充電サービスの会員プランや充電器の出力で変わります。自宅の電気より割高になりやすいので、ガソリン車との差は縮まると考えておきましょう。
- 1kmあたり5〜6円台が目安
- 夜間の安いプランでさらに下がる
- 充電のために出かけなくていい
- 単価が上がりやすく差が縮む
- 会員プランの月額がかかることがある
- 充電スポットに通う時間がかかる
『自宅で充電できないけど、EX30にしても得なの?』と迷う方もいますよね。その場合は、急速充電の料金プランを先に調べてから計算するのが確実です。
充電の方法と、自宅充電の準備はEX30の充電方法と充電時間にまとめています。
電費を良くするコツとヒートポンプ
電費は、乗り方で目に見えて変わります。特に冬は暖房に電気を使うので、差が出やすいんです。
EX30のヒートポンプ(少ない電気で効率よく暖める仕組み)は、グレードで有無の差があると報じられています。年式でも変わりうるので、気になる方は見積もり時にディーラーで自分のグレードの装備を確認してみてください。
冬にヒーターを強くかけると、その分だけ航続距離が短くなり、1kmあたりの電気代も上がります。車内全体を暖めるより、シートヒーターのように体を直接温める装備を使うほうが電気を使いにくいと言われます。
『寒いのを我慢しないといけないの?』と思うかもしれません。そこまで無理をする必要はなく、出発前の暖房と体を温める装備を組み合わせるだけでも違いが出ますよ。
- 出発前に充電しながら車内を暖めておく
- 装備があればシートヒーターを先に使う
- 急な加速を減らし、回生ブレーキを活かす
- 高速では速度を少し控えめにする
- タイヤの空気圧を定期的に確かめる
ワンペダル運転のように、減速の時に電気を戻す走り方も電費に効きます。乗り味についてはEX30の乗り心地と運転のしやすさで触れています。
夏と冬で電気代が同じだと思っていると、冬の請求で驚くことがあります。冬は1kmあたり1円ほど高めに見ておくと、予算がずれにくいです。
燃料まわりでかからなくなるお金
EX30は燃料が電気だけなので、ガソリンスタンドに行く必要がありません。エンジンがないので、エンジンオイルやオイルフィルターの交換もないんです。
その分、点検でかかる費用の中身もガソリン車とは変わります。とはいえタイヤやブレーキまわりの手入れは必要なので、ゼロになるわけではない点は覚えておきましょう。
自分の電費はメーターで確かめられる
EX30を手に入れたら、実際の電気の使い方をメーターの表示で見てみましょう。走った距離と使った電気がわかれば、自分の1kmあたりの電気代が出せます。
季節ごとに一度メモしておくと、冬と夏でどれくらい違うのかがつかめます。翌年の予算を立てる時に、ぐっと役に立ちますよ。
電気代だけで車選びを決めないために
電気代は、維持費のうちの一部にすぎません。自動車税は電気自動車で年25,000円、ほかに保険やタイヤ、点検の費用もかかります。
税や保険まで含めた年間の出費はEX30の維持費は年間いくら?で項目ごとに計算しています。車両価格のほうも、補助金36万円(2026年4月以降登録・グレードにより異なる場合あり)を引くと見え方が変わります。
『電気代で浮いたぶん、車両価格の差は埋まるの?』という疑問は自然です。ここは値引きと補助金を入れた実際の支払額で比べるのがいちばんなので、EX30の値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。
電気代のほかにも、自動車税(種別割)が年25,000円で、重量税や環境性能割もエコカー減税で優遇されます。電気自動車は、走るお金と税金の両方で負担が軽くなりやすい車なんです。
- 電気料金の明細で1kWhあたりの単価を確認する
- 自分のグレードの容量に単価を掛けて満充電の電気代を出す
- 航続距離の7割で割って1kmあたりを出す
- 年間の走行距離を掛けて年額にする
ボルボ EX30に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ボルボ EX30への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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よくある質問
ボルボ EX30の電費はどれくらいですか?
公式のkm/kWhの数値はこの記事では確かめきれていません。航続距離と容量から計算すると、自宅充電で1kmあたり4〜6円台が目安です。
EX30にガソリン車はありますか?
ありません。EX30は電気自動車専用で、燃料は電気だけです。ハイブリッドやPHEVもありません。
ガソリン車より電気代は安いですか?
自宅で充電する場合、燃費15km/Lのガソリン車と比べて年1万kmで約5万円安い計算です(ガソリン170円/L・電気31円/kWhと仮定)。ハイブリッド車との差は小さくなります。
EX30にヒートポンプは付いていますか?
グレードで有無の差があると報じられていますが、年式で変わる可能性もあります。購入前にディーラーで自分のグレードの装備を確認してみてください。
まとめ
- EX30は電気自動車専用で、燃費ではなく1kmあたりの電気代で見る
- 自宅充電で1kmあたり4〜6円台、冬の高速は7円近くが目安
- ガソリン車(15km/L)と比べて年1万kmで約5万円の差
- ハイブリッド車との差は小さく、急速充電が多いと差は縮む
- 電気料金の単価は手元の明細で置きかえて計算する





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