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EX30が気になってカタログを開いたものの、どれが自分向きか分からないですよね。「Plus」「Ultra」「P5」「P8」と名前が並ぶと、違いが見えにくいものです。
結論から言うと、街乗り中心ならPlus P5、遠出や高速が多いならUltra P5 Long Rangeが基本の選び方です。Ultra P8 AWDは、雪道や加速にお金を払える人向けの上位版と考えると迷いません。
この記事を読めば、3つのグレードの価格・航続距離・装備の差が、補助金を引いた実質価格まで含めて横並びで分かります。
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ボルボ EX30のグレードは今いくつある?
2026年10月時点で、通常のラインナップは3グレードです。2026年5月にグレード名が「P5/P8」方式に変わりました。
『前に見た時と名前が違う気がする…』という方も多いはずです。実は中身はそのままで、呼び方と一部の装備が変わったんです。
| 現行グレード名(2026年5月〜) | 旧グレード名 | 駆動 | 電池 | 税込価格 |
|---|---|---|---|---|
| Plus P5 Electric | Plus Single Motor | 後輪駆動(RWD) | 51kWh(LFP) | 479万円 |
| Ultra P5 Long Range Electric | Ultra Single Motor Extended Range | 後輪駆動(RWD) | 69kWh(NMC) | 579万円 |
| Ultra P8 AWD Electric | Ultra Twin Motor Performance | 四輪駆動(AWD) | 69kWh(NMC) | 629万円 |
出典はボルボ・カー・ジャパンの発表をもとにした自動車メディアの転載値です(2026年10月時点の現行モデル)。
「Plus/Ultra」は装備の松竹、「P5/P8」はモーターの数と性能を表します。P5はモーター1つの後輪駆動、P8はモーター2つの四輪駆動です。
ちなみに「ウルトラ シングルモーター エクステンデッド レンジ」は旧名です。今のUltra P5 Long Range Electricにあたります。中古車や在庫車の広告では今もこの名前で載っていることがあります。
旧グレードの「Plus Single Motor Extended Range」(539万円)は、刷新後のラインナップにありません。中古で見かけたら、旧グレードとして見ておきましょう。
EX30はどんな車?グレード選びの前に押さえたい特徴
EX30は、ボルボのラインナップで一番小さなSUVです。2023年11月に日本で発売された、電気自動車(BEV)専用のモデルです。
ガソリン車やハイブリッドの設定はありません。だからグレードの違いは、ほぼ「電池の大きさ」と「モーターの数」と「装備」の3つで決まります。
- 右ハンドル・5人乗り・5ドアのコンパクトSUV
- 全長4,235mm×全幅1,835mm×全高1,550mm(クロスカントリーを除く)
- 12.3インチ縦型センターディスプレイ(Google搭載)
- 360°カメラとパイロット・アシスト(運転支援)
- スマホをカギにできるデジタルキーとOTAアップデート
『安いPlusだと、安全装備が削られているのでは?』と心配になりますよね。ただ、運転支援や360°カメラはどのグレードにも付くと紹介されています。
なお、パーク・パイロット・アシスト(自動駐車支援)などはグレードで差がある可能性があります。気になる装備は見積もりの時に装備表で確かめてみてください。
価格と航続距離、補助金を引くとどれくらい違う?
ここが一番大事なところです。車両価格だけでなく、補助金を引いた額と、1回の充電で走れる距離を並べて見てみましょう。
| グレード | 税込価格 | CEV補助金 | 補助金後の目安 | 一充電走行距離(WLTC) |
|---|---|---|---|---|
| Plus P5 | 479万円 | 36万円 | 443万円 | 390km |
| Ultra P5 Long Range | 579万円 | 36万円 | 543万円 | 560km |
| Ultra P8 AWD | 629万円 | 36万円 | 593万円 | 535km |
国のCEV補助金は2026年4月1日以降の登録で36万円です。グレードで額が異なる場合もあるので、契約前に最新の交付額を確かめておきましょう。
自治体の上乗せがある地域なら、ここからさらに下がります。詳しくはEX30の補助金の金額と自治体の上乗せで確認できます。
航続距離1kmあたりの価格で見ると?
車両価格を一充電走行距離で割ると、グレードごとの「割安さ」が見えてきます。
| グレード | 価格÷航続距離 | 読み方 |
|---|---|---|
| Plus P5 | 約1.23万円/km | 距離あたりでは割高、総額は一番安い |
| Ultra P5 Long Range | 約1.03万円/km | 距離あたりでは一番割安 |
| Ultra P8 AWD | 約1.18万円/km | 加速とAWDの分が上乗せ |
Ultra P5 Long Rangeは、Plusより100万円高い代わりに170km長く走れます。距離あたりで見ると、実は一番コスパの良いグレードなんです。

グレード別の価格の推移や、オプション込みの考え方はEX30の新車価格一覧にまとめています。
Plus P5とUltra P5 Long Range、100万円の差は何?
多くの人が迷うのが、この2つですよね。違いは大きく分けて「電池」と「装備」です。
- 補助金後で443万円台から買える
- 51kWhのLFP電池で、満充電あたりの電気代が小さい
- 2026年5月の刷新でルーフがボディ同色になった
- 一充電走行距離が390kmと短め
- パノラマ・ガラスルーフなどUltraの装備が付かない
- 高速の長距離では充電の回数が増えやすい
電池の違いも見ておきましょう。Plusはリン酸鉄リチウム(LFP)、Ultraは三元系(NMC)です。
満充電にかかる電気代は、仮に1kWhあたり31円で計算すると、51kWhで約1,600円、69kWhで約2,100円です。実際の単価は契約プランで変わるので、目安として見てください。
これを一充電走行距離で割ると、1kmあたりの電気代のざっくりした目安になります。
| グレード | 満充電の電気代(31円/kWhで計算) | 1kmあたり(WLTC値で単純計算) |
|---|---|---|
| Plus P5 | 約1,600円 | 約4.1円 |
| Ultra P5 Long Range | 約2,100円 | 約3.8円 |
| Ultra P8 AWD | 約2,100円 | 約4.0円 |
実際には充電のロスや冬の暖房で増えるので、ここは「グレードでほとんど差がない」と読むのが正解です。電気代の詳しい計算はEX30の電費と電気代で見られます。
Ultraで増える装備
Ultraには、パノラマ・ガラスルーフやharman/kardonのサウンドバー、パワーシートなどが付くと紹介されています。
2026年5月の刷新では、Ultraに新しい内装「ハーヴェスト」(ノルディコ生地とダークフラックスのパネル)も加わりました。
ヒートポンプやパーク・パイロット・アシストなど、グレード別の設定がはっきりしない装備もあります。ディーラーで「この装備はどのグレードに付きますか」と聞いてみてください。
例えばこんな場面です。
「片道150kmの実家に月1回帰ります。Plusで足りますか?」
「冬やエアコンを使う日は距離が減るので、余裕を見るならUltraも候補ですね」
カタログの390kmは、そのまま走り切れる距離ではありません。冬や高速で減る分の目安はEX30の実際の航続距離を見てみてください。
Ultra P8 AWDは誰に向いている?
Ultra P8 AWDは、前後にモーターを1つずつ積んだ四輪駆動です。システム出力は315kW(428PS)・543Nmと発表されています。
0-100km/h加速は3.6秒で、ボルボ史上最速と報じられました。Plus P5の5.7秒(メディア値)と比べると、別の車のような速さです。
| 項目 | Ultra P5 Long Range | Ultra P8 AWD |
|---|---|---|
| 価格 | 579万円 | 629万円 |
| 駆動 | 後輪駆動 | 四輪駆動 |
| 出力・トルク | 272PS/343Nm | 428PS/543Nm |
| 一充電走行距離 | 560km | 535km |
| 車両重量 | 公表値はグレード全体で1,770〜1,880kg | 1,880kg |
『50万円の差なら、とりあえず速い方を』と思いがちですよね。ただ、航続距離は25km短くなり、重さも増えます。
雪が多い地域に住んでいる、スキーによく行く、という方にはAWDの安心感があります。そうでなければ、P5でも日常の加速に不満が出ることは少ないはずです。
428PSは街中では使い切れない力です。毎日の通勤と買い物が中心なら、50万円は電池の大きさや装備に回した方が満足しやすいこともあります。
AWDが本当に必要かどうかは、ツインモーターは必要かで詳しく見ています。
クロスカントリーや特別仕様車はどう考える?
通常の3グレードとは別に、派生モデルと特別仕様車もあります。
| モデル | 駆動 | 一充電走行距離 | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| Cross Country Ultra P5 Long Range(特別仕様車) | 後輪駆動 | 530km | 599万円 |
| Cross Country Ultra P8 AWD | 四輪駆動 | 500km | 649万円 |
| Ultra P5 Long Range Black Edition(150台限定) | 後輪駆動 | ベース車は560km | 599万円 |
クロスカントリーは最低地上高が195mmと、通常モデルの175mmより20mm高くなっています。キャンプ場の砂利道などをよく走る人向けです。
違いの全体はEX30 クロスカントリーとはで比べています。限定車はEX30の特別仕様車・限定車を見てみてください。
結局どのグレードを選べばいい?
ここまでの数字をもとに、使い方別にまとめてみました。
- 1日の走行距離と、月に何回遠出するかを書き出す
- 遠出が月1回以下で片道100km以内ならPlus P5を軸に考える
- 高速での遠出が多い、または自宅で充電できないならUltra P5 Long Rangeを選ぶ
- 雪道を走る、加速を楽しみたいならUltra P8 AWDを検討する
- 砂利道や雪の轍が多いならクロスカントリーも見積もりに入れる

予算で考えるなら総額で比べる
車両価格の差がそのまま支払いの差になるわけではありません。オプションや登録の費用、自宅の充電設備まで含めると、総額はもう少し上がります。
例えばPlus P5でも、自宅に200Vのコンセントを付ける工事が要る家なら、その費用も予算に入れておきたいところです。乗り出しの総額の目安はEX30の乗り出し価格とオプションで確かめられます。
『結局どれも良さそうで決められない…』という時は、気になる2グレードで見積もりを取ってみてください。総額を並べると、差額の重みが実感できます。
見積もりが手元に来たら、値引きの交渉に進みましょう。進め方はEX30の値引き相場と交渉の順番でまとめています。
ボルボ EX30に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ボルボ EX30への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。
「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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ナビクルはどんなサービス?
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| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
ボルボ EX30のグレードはいくつありますか?
2026年10月時点の通常ラインナップは、Plus P5、Ultra P5 Long Range、Ultra P8 AWDの3つです。ほかにクロスカントリー2モデルと限定車があります。
一番人気のグレードはどれですか?
グレード別の販売比率は公表されていません。価格と航続距離のバランスで見るなら、距離あたりの価格が一番安いUltra P5 Long Rangeが比べる軸になります。
「ウルトラ シングルモーター」と「Ultra P5 Long Range」は別の車ですか?
同じグレードです。2026年5月にグレード名が変わり、Ultra Single Motor Extended RangeがUltra P5 Long Range Electricになりました。価格は据え置きです。
Plus P5で高速道路の長距離は走れますか?
走れますが、一充電走行距離は390km(WLTC)で、冬や高速では短くなります。長距離が多いなら、途中の急速充電を計画に入れておきましょう。
グレードによって補助金の額は変わりますか?
国のCEV補助金は2026年4月以降の登録で36万円が目安ですが、グレードで異なる場合もあります。契約前に最新の交付額を確かめてください。
まとめ
- 現行の通常グレードはPlus P5(479万円)、Ultra P5 Long Range(579万円)、Ultra P8 AWD(629万円)の3つ
- 補助金36万円を引くと、443万円・543万円・593万円が目安
- 航続距離はPlus 390km、Ultra P5 560km、P8 AWD 535km(WLTC)
- 距離あたりの価格ではUltra P5 Long Rangeが一番割安
- AWDは雪道と加速に価値を感じる人向け





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